(1)表紙 海津郡3町合併協議会だより 海津町・平田町・南濃町 2003年10月 No.12 編集・発行 海津郡3町合併協議会  〒503−0392 岐阜県海津郡平田町今尾557 平田町役場内  TEL 0584-65-0175 FAX 0584-66-4140 三町の歴史  戦国時代に思いを馳せる  天下分け目の関ヶ原。当時、この地域にはいくつかの城がありました。市橋下総守長勝 (いちはししもうさのかみながかつ)の今尾城(平田町)、徳永法印寿昌(とくながほうい んながまさ)の松ノ木城(海津町)、高木十郎左衛門盛兼(たかぎじゅうろうざえもんも りかね)の高須城(海津町)、原隠岐守勝胤(はらおきのかみかつたね)の太田城(南濃 町)、高木九郎兵衛帯刀(たかぎくろうべいたてわき)の駒野城(南濃町)、高木八郎右 衛門正家(たかぎはちろうざえもんまさいえ)の津屋城(南濃町)です。  「美濃を制すものは、天下を制す」と言われるとおり、この地域が戦略上の拠点となっ ていたことがうかがえます。  これらの武将は、徳川家康率いる東軍、石田三成率いる西軍に分かれて雌雄を決したの です。主なものとして、高須城の戦い、駒野城の戦い、津屋城の戦いなど高木一族に関わ るものをはじめ、福束城(輪之内町)の戦いが繰り広げられました。  皆さんも、それぞれの町の町史などをひもときながら、郷土の史跡を訪ねてみてはいか がでしょう。 写真 高須城の堀跡に架かる主水橋(もんどはし) (2)2ページ CLOSE UP (10)一般職の職員の身分の取扱い 新市において定員適正化計画を策定  このコーナーでは、海津郡三町が合併した場合の身近なことがらについて掲載していま す。第六回目の今回は、「一般職の職員の身分の取扱い」についてです。 (10)一般職の職員の身分の取扱い  調整方針は、「(1) 海津町、平田町及び南濃町の一般職の職員については、市町村の合 併の特例に関する法律第九条の規定により、すべて新市の職員として引き継ぐものとする。 (2) 海津郡消防組合、海津郡サンリバー広域連合及び高須輪中衛生施設利用組合の一般職 の職員については、すべて新市の職員として引き継ぐものとする。 (3) 職員数について は、新市において定員適正化計画を策定し、定員管理の適正化につとめるものとする。  (4) 職員の任免等については、人事管理の適正化の観点から、合併時に統一を図る。 (5) 給与については、給与の適正化の観点から、合併時までに調整し統一を図る。なお、合併 時、現職員について現給を保障するとともに、合併後、給料の格差是正を行う。」 とな つています。  市町村の一般職の職員の身分の取扱いについては、地方公務員法の定めるところにより、 一定の場合を除いて、その意思に反して免職等をされないこととなつています。しかし、 市町村の合併が行われた場合には、合併により消滅する市町村の職員は、いったんはその 身分を失うこととなります。  市町村の合併の特例に関する法律(以下「合併特例法」ということとします。)第九条 では、合併により失職することとなる一般職の職員について、合併市町村の一般職の職員 として引き続き身分を保有するよう措置しなければならないこととしています。したがっ て、合併の日において、合併市町村の長の職務を行う者等が、採用の辞令を交付すること となります。調整方針は、改めてそれを確認した形となつています。  さて、平成十四年四月一日現在、海津郡三町の一般職の職員の合計は四百八人(定数四 百三十一人)、一部事務組合等は百七十二人(定数百八十七人)です。市町村合併により 行政事務が効率的に実施できるようになると、専門の職員を置いたり、更なる合理化も可 能となります。新市では、計画期間を定め、目指すべき職員数及びそれを実現するための 具体的方策を盛り込んだ定員適正化計画をつくることとなつています。  また、合併特例法では、合併後の職員の身分の取扱いについて、特定の合併関係市町村 の職員であつたことを理由に、その職員の勤務成績、能力等とは無関係に、他の職員と比 べて給与その他の身分取扱いに関して不公平にしてはならないとしています。なお、調整 方針の「給与の適正化の観点から、合併時までに調整し統一を図る」というのは、給与を すべて合わせるというのではなく、ばらつきのある職階の制度を合わせようというもので す。  ちなみに、平成十四年ラスパイレス指数(国家公務員の給与を一〇〇とした場合の指数) は、海津町九一・二、平田町八九・八、南濃町九〇・六と、三町の職員給与は、国のおよ そ九割程度となつています。これは、県平均(九五・九)及び県下の町村のみの平均(九 二・三)のいずれをも下回つています。  今後、現在の給与を保障するなかで、人件費の財政への影響を考慮していくこととなり ます。 更に詳しい情報は… <インターネット> http://www.nannou.com/~gappei/ (3)3ページ 新市のすがた (8) 将来像V  光と風の「水」のふれあい庭園都市 歴史と文化を大切に  現在、新市の将来像である「光と風と水のふれあい庭園都市」を部分ごとにシリーズで ご紹介しています。今回は「水」です。  海津郡を語る上で欠かすことができない「水」。この言葉には、この地域の個性とも言 うべき水郷環境、水辺環境の豊かさ、そのもとで培われた歴史や文化を今後も大切にして いきたいという意思が込められています。木曽三川の雄大な流れは言うに及ばず、大榑川 (おおぐれがわ)、大江川、津屋川など。どの河川も私たちの生活に密着したものとなっ ています。  第一に食生活です。海のないこの地域にとって川魚は重要なタンパク源でした。モロコ などの子魚を甘露煮にした佃煮、フナを海草で包みじっくりと煮たアラメ巻き、ナマズの 蒲焼、フナ味噌など独特の食文化を育んできました。また、揖斐川や長良川では、シジミ 漁や手長エビ漁などが行われています。  次に、生活様式です。輪中地帯では古くより水上交通が盛んでしたし、堀田(ほりた) もありました。そして、輪中内の取り決めである株井戸制度など。一方、養老山地に降っ た雨を集める津屋川や山除川では、ハリヨのすむ透き通った水で食器や野菜が洗われまし た。  また、海津郡は、濃尾平野の穀倉地帯の一角にあり、肥沃な大地と豊かな水が、多くの 恵みをもたらしています。  しかし、水は恩恵のみを与えてはくれませんでした。地域の歴史は、水との戦いの歴史 でもあったのです。宝暦治水に代表される薩摩藩による治水事業、ヨハネス・デ・レーケ の指導による三川分流工事。先人たちは、血と汗と涙で今日の住みよい郷土を築いてきた のです。  私たちは、先人が築いてきた歴史や文化を大切に守り育てていくまちづくりを目指しま す。 写真 多くの釣り客で賑う大池(平田町勝賀) (4)4ページ 海津郡3町の施設探訪 Vol.11 高須保育所(海津町)  海津町の保育所は、公立二ヶ所、私立三ヶ所となっています。このうち、公立の施設は 高須保育所と辛亥保育所ですが、現在保育を行っているのは高須保育所のみとなっていま す。定員は四十五人、施設は木の温かさを大切にしています。一方、私立保育所の定員の 合計は、二百二十人です。  なお、海津町では、就学前二年間は小学校附属の幼稚園に入園することができることと なっています。 西島保育園 (平田町)  平田町には、三つの公立保育園があります。定員は、今尾保育園が百二十人、海西保育 園が九十人、西島保育園が六十人となっています。  なお、平田町では小学校附属の幼稚園を設置していませんが、小学校入学前の多くの園 児たちは、これらの保育園において保育されています。また、海西保育園施設内には障害 児通園事業施設であるオーロラ園があります。 南部保育園 (南濃町)  南濃町には一つの公立保育園と五つの私立保育園があります。  このうち、公立は南部保育園。緑豊かな養老山地の麓にあって、定員は百二十人、通園 バスが園児の送迎を行っています。一方、私立保育園の定員は合計で三百五十人です。  なお、南濃町では、就学前一年間は原則として町内に三つある小学校附属の幼稚園に入 園することとなっています。 次回の合併協議会 10月14日(火) 午後1時30分〜 平田町役場大会議室 ・傍聴は会議15分前より受け付けます。 ・希望者が20名を超える場合は抽選となります。 編集後記  私たちの生活において、もはやパソコンは欠かすことができません。仕事はもちろん、 家庭においても利用度は高まっています。  特に目を見張るのがインターネット。ホームページから最新の情報を得るとともに必要 に応じて発信し、チャット(文字情報による会話)やメールによって情報のやり取りを行い ます。国内は言うに及ばず、世界への窓がすぐ近くにあるのです。ネット上での世界旅行 だって、いとも簡単。  IT社会に対応して、それぞれの町ではCATVなどによりブロードバンド(高速度で 大容量のデータ転送が行える)環境を整えようとしています。大きな可能性を秘めた新市 の情報網。自宅にいながら施設予約ができたり、様々なサービスが受けることができるよ うになるかも知れませんね。(T・M) この広報は古紙配合率100%再生紙を使用しています