(1)表紙 海津郡3町合併協議会だより 海津町・平田町・南濃町 2003年11月 No.13 編集・発行 海津郡3町合併協議会  〒503−0392 岐阜県海津郡平田町今尾557 平田町役場内  TEL 0584-65-0175 FAX 0584-66-4140 地域の伝統を守る 各地で秋祭り  十月、それぞれの地域では秋祭りが行われました。主なものとして、海津町の秋の大祭 (治水神社)、平田町の甘酒まつり(高田)、南濃町の八幡神社まつり(津屋)、東天神社ま つり(駒野)、杉生神社まつり(太田)があります。  このうち、平田町高田の八幡神社の例祭として二百年以上の伝統をもつと伝えられてい るのが「甘酒まつり」です。平田町指定無形民俗文化財ともなっており、昔、この祭りに は十五歳以上の結婚していない若者が全員参加するよう決められていたそうです。これは、 祭りの準備や儀式のすべてを若者たちに任せることによって、話し合いや協調の気持ち、 成人としてのきまりや責任感、村のしきたりや慣行を学ばせるというねらいがあったとい うことです。  それぞれの地域の歴史や伝統を知って、お祭りに参加するのも楽しいかもしれませんね。 写真 平田町高田の「甘酒まつり」 (2)2ページ 協議会の動き ▼第16回 合併協議会  第16回合併協議会が、10月14日、平田町役場大会議室において開催されました。 協議会の概要は次のとおり。 協議事項 ○協議第48号 海津町長等の新市名称に関する要望への対応について  新市名称など協議確認済みの合併協定事項の見直しに係る要望への対応等について調査 検討するため「協定事項調査検討小委員会」を設置することとなりました。 ○協議第49号 合併の期日の変更について  平成16年(2004年)3月29日に合併することが困難な状況となり、合併期日が 変更されることとなりました。なお、変更後の合併期日については継続協議となりました。 ○協議第50号 合併の期日の変更に伴う調整方針の取扱いについて  継続協議となりました。 CLOSE UP (11)慣行の取扱い 市章等は新市において  海津郡三町が合併した場合の調整方針を詳しくご説明しているこのコーナー。第七回目 の今回は、「慣行の取扱い」についてです。 (11)慣行の取扱い  調整方針は、「(1) 市章、市民憲章、市の花、木等については、新市において定めるも のとする。  (2) 各種宣言については、新市において定めるものとする。  (3) 名誉市民制度については、新市において、平田町及び南濃町の例により調整する。  (4) 表彰制度については、新市において新たな制度を創設するものとする。」となって います。  それぞれの町では、町章や町民憲章、町の花、町の木を定めており、こうしたものにつ いては新市において定められます。このうち、町の花・木は、海津町が「あやめ」と「松 」、平田町が「サルビア」と「キンモクセイ」、南濃町が「みかんの花(家庭の花はパン ジー)」と「けやき」となっています。  また、各種宣言も新市において定められます。現在、海津町では定めていませんが、平 田町(明るい選挙の町、青色申告の町、福祉の町づくり)及び南濃町(交通安全の町、明 るい選挙の町、人権尊重の町)では定められています。  一方、名誉町民条例は、平田町と南濃町が定めており、新市においてはこの制度をもと にして調整されます。  更に、それぞれの町では表彰規程(表彰規則)を定めていますが、こうした表彰制度に ついては、新市において新たな制度を創設することとなります。  このほか、海津町が「海津音頭」「海津小唄」「薩摩義士の唄」、平田町が「平田音頭」 「平田小唄」、南濃町が「町民憲章歌」「南濃音頭」「南濃シャンソン」というように町 の歌があります。 (3)3ページ 新市のすがた 9将来像IV 光と風と水の「ふれあい」庭園都市  交流を深める  新市の将来像である「光と風と水のふれあい庭園都市」。今回は「ふれあい」について 考えてみましょう。  「ふれあい」とは、市民同士の交流は言うに及ばず、市外の人々との交流、国際化をも 含めた異文化交流を進めていくことを示しています。  新市になれば、市民としての一体感が生まれてくることでしょう。これを促すのが、市 民同士の交流です。様々なボランティア活動や文化活動などを通じて交流が深まっていく ものと思われます。特に公共施設が隣接する三町の役場は、それぞれ直線距離で五キロメ ートル以内にあって、従来に比べて著しく利便性が損なわれることは少ないのではないで しょうか。また、これを補うためにも新市における交通網の整備が望まれます。  新しい住民のネットワークができ、交流の輪も広がっていくことでしょう。  次に、市外の人々との交流です。国営木曽三川公園、お千代保稲荷、南濃温泉「水晶の 湯」には、市内外より多くの人が訪れます。岐阜市に次いで県下第二位の観光入り込み客 数を誇る新市は、全域が市外の人々との交流の場でもあり、情報発信基地となっていくの ではないでしょうか。  そして、国際化。海津町ではアメリカ合衆国アリゾナ州アボンデール市と姉妹都市、中 国江西省南昌師範付属実験小学校との交流が行われています。また、平田町は、アメリカ 合衆国ユタ州と交流しています。  更に、平成十七年(二〇〇五年)八月二十八日から九月四日には、国際ボート連盟(F ISA)主催の世界ボート選手権大会が、海津町の長良川国際レガッタコースにおいて行 われます。アジア初のこの大会には、世界六十五カ国より千二百名にも上る選手が訪れる とみられています。新市スタートしてまもなく、全世界に向けての情報発信が可能であり、 まさに「ふれあい」のイメージにぴったりではないでしょうか。 写真 羽根谷だんだん公園グランドゴルフ交流大会にて(南濃町) (4)4ページ 海津郡3町の施設探訪 Vol.12 高須小学校(海津町)  海津町には、高須、吉里、東江、大江、西江の五つの小学校があります。  高須小学校は、高須藩の藩校「日新堂」を基に明治六年に開校しました。  学級数は、普通学級十四、特殊学級二の計十六です。  平成十年、暖かみのある木材を多く用いた、非常に広い多目的スペースを有する斬新な デザインの新校舎が完成しました。  校庭の二本松は、藩校の頃からのシンボルです。 今尾小学校(平田町)  平田町の小学校は、今尾と海西の二校となっています。  このうち今尾小学校は、藩校時代からの伝統ある学校。また、校舎前には、同校のシン ボルでもある大きな「えのき」の木があり、子どもたちを見守っています。  学級数は、普通学級十二学級、特殊学級一学級の計十三学級という規模。「進んでやり ぬく」が教育目標です。 城山小学校(南濃町)  南濃町には、下多度、城山、石津の三小学校があります。  このうち、平成十四年に新校舎となったのが城山小学校。お城をイメージし、和風時計 塔を備えた外観は、周囲の緑の中に溶け込んでいます。ソーラーパネルが設置され、環境 教育にも配慮。明治六年、西駒野、羽根、奥条の三カ村組合で鴻漸南校を創立。改称して 現在に。全学級数は、特殊学級も含めて十三学級。 次回の合併協議会 11月17日(月) 午後1時30分〜 平田町役場大会議室 ・傍聴は会議15分前より受け付けます。 ・希望者が20名を超える場合は抽選となります。 編集後記  先日、近鉄養老線に乗りました。ワンマンになったためか、以前のチンチン・ポーとい う運転手と車掌との掛け合いによる発車の合図は聞かれません。わずかな寂しさを残しな がら、電車は滑り始めます。携帯電話片手にしきりに親指を動かす若い女性、鈍い光を発 するヘッドフォンを耳にはめて小刻みに首を振っている人、談笑するグループ。それぞれ に、様々な思いがあります。  一方、車窓を流れる景色は時の経過を感じさせません。ゴットン、ゴットン、というリ ズミカルな響きは、いつしか私を夢の世界へいざないます。  モータリゼーション時代にあっても公共交通網は大切。バス路線とも連携を図った新市 の交通網、その充実が期待されます。そして私たち住民の心のネットワークも。(T・M) 古紙配合率100%再生紙を使用しています