(1)表紙 海津郡3町合併協議会だより 海津町・平田町・南濃町 2004年1月 No.15 編集・発行 海津郡3町合併協議会  〒503−0392 岐阜県海津郡平田町今尾557 平田町役場内  TEL 0584-65-0175 FAX 0584-66-4140 新しい時代の幕開け 住民の幸福を願って  明けまして おめでとうございます。  平成十六年、新しい時代の幕開けです。歴史を紐解いてみますと、「市制町村制(明治 二十二年)」の施行に伴い行われた町村合併(「明治の大合併」と呼ばれています。)に より、全国の町村数はおよそ五分の一になりました。  海津郡の各町が合併によってほぼ現在のような姿となったのは、南濃町が昭和二十九年、 そして海津町と平田町が昭和三十年。当時の合併の動きを「昭和の大合併」と呼んでいま すが、昭和二十八年から三十六年までに全国の市町村数はほぼ三分の一になっています。  そして今。「平成の大合併」では、海津郡三町が互いに手を携えて進もうとしています。  およそ、五十年刻みで行われている市町村合併。しかし、最も重要なのは、そこに暮ら す住民の幸福であることを忘れてはなりません。 写真 木曽三川公園の日の出(海津町) (2)2ページ ● 合併協議Q&A  合併協議会事務局には、住民の皆さんなどから様々なお問い合わせがあります。よくあ るご質問にQ&A形式でお答えをしていきます。  第二回目は、「市町村合併をめぐる動き」についてです。 Q 新聞などで、毎日のように市町村合併の記事が掲載されていますが、海津郡以外の状 況について教えてください。 A 総務省によると、昨年十月一日現在、法定協議会を設置している市町村数が全市町村 数の過半数を突破(1652市町村、51.9%)し、任意協議会を含めると3分の2以 上(2152市町村、67.7%)に達しているとしています。市町村合併も進み、昨年 1年間に、63の市町村が合併して22の市町村が成立しています。このうち、県内では 山県市(高富町、伊自良村、美山町が合併)、瑞穂市(穂積町、巣南町が合併)が、また 三重県では、いなべ市(北勢町、員弁町、大安町、藤原町が合併)が誕生しています。  今後、市町村合併は、ますます加速していくものとみられ、今年2月1日には飛騨市 (古川町、河合村、宮川村、神岡町が合併)、本巣市(本巣町、真正町、糸貫町、根尾村 が合併)、3月1日には郡上市(八幡町、大和町、白鳥町、高鷲村、美並村、明宝村、和 良村が合併)の誕生が県内で予定されています。  こうした背景には、国及び地方を通じた財政赤字や三位一体の改革(補助金の削減、税 源移譲、地方交付税の見直し)がありますが、財政支援措置等を定めた「市町村の合併の 特例に関する法律(合併特例法)」を見逃すことができません。  この機会をとらえて、地域の将来を真剣に考えようという気運が盛り上がり、全国的な 拡大を見せています。 協議会の動き  第17回合併協議会が、12月8日、平田町役場大会議室において開催されました。協 議会の概要は、次のとおりです。 報告事項 ○報告第28号 海津郡3町合併協議会委員の変更について  このほど、合併協議会委員が次のとおり変更になりました。(敬称略)  平田町議会選出委員  前 六鹿正規▽後 野村治彦 ○報告第29号 協定事項調査検討小委員会報告  第1回小委員会が10月29日、第2回小委員会が11月17日、第3回小委員会が 11月28日、第4回小委員会が12月6日にそれぞれ開かれ、委員長より協議の状況に ついての報告がありました。なお、第1回小委員会において役員が決められ、委員長に松 永清彦委員(県議会議員)、副委員長に水谷武博委員(海津町議会議長)、西脇幸雄委員 (平田町議会議長)、丹羽恒夫委員(南濃町議会議長)がそれぞれ選ばれています。 協議事項  次の協議第48号から52号までは継続協議となりました。 ○協議第48号 海津町長等の新市名称に関する要望への対応について ○協議第49号 合併の期日の変更について ○協議第50号 合併に期日の変更に伴う調整方針の取扱いについて ○協議第51号 合併の期日の変更に伴う調整方針の変更について ○協議第52号 合併の期日の変更に伴う新市建設計画の変更について (3)3ページ 新市のすがた 11 水産業 水生生物の宝庫  海津郡は、木曽三川をはじめとして多くの河川に恵まれており、古くから河川漁業が営 まれているほか、こうした魚類は重要な蛋白源となってきました。  平成13年県水産振興室資料によると、海津郡漁業協同組合の漁獲数量は、147トン と県内では郡上(289トン)に次いで二番目を誇っています。特に高級魚として珍重さ れているサツキマス(5トン)をはじめ、うなぎ(7トン)、ふな(69トン)、貝類( 18トン)、その他の水産動物(19トン)では、県内トップの位置付けにあります。ま た、同漁協ではふな、コイを中心にうなぎや銀毛(あまご)、なまずを放流しています。  食文化にも大きく関わってきました。うなぎやなまずの蒲焼、ふなのアラメ巻き、コイ の洗い、モロコの佃煮など。独特の川魚料理は、この地方にとって欠かすことのできない 名物ともなっています。  一方、内水面は、釣り等のアウトドアレクリエーションの場を提供するなど、地域振興 に重要な役割を果たしています。  私たちは、多くの水生生物が息づく美しく豊かな環境を後世にも伝えていかなければな りません。 写真 平成14年に行われた「なまず展」にて(平田町) (4)4ページ 特選 お正月お出かけ情報 国営木曽三川公園(海津町)  愛知県、岐阜県、三重県にまたがる、日本一大きい国営公園が木曽三川公園。このうち、 海津町には木曽三川公園センターなどがあります。高さ65メートルの展望タワーと治水 事業の歴史や木曽三川に生息する動植物等を紹介する展示施設、「水と緑の館」や「水屋」 などを備えた同センター。  大晦日、お正月には、コンサートや花火など多彩な行事が行われています。 千代保稲荷神社(平田町)  「おちょぼさん」の愛称で親しまれている千代保稲荷神社は、商売繁盛・家内安全のご 利益がある神社とされ、年間二百万人以上の参拝客が訪れます。  千代保稲荷が現在の地に祀られたのは室町時代、八幡太郎義家の六男義隆が分家の際、 父から先祖の御霊を「千代に保て」と、宝剣や画像を与えられ、これを祀ったのが始まり といわれています。元旦には開運ばしが配らています。 月見の森(南濃町)  初日の出スポットとして人気を集めているのが「月見の森」。例年、多くの人で賑わい ます。生活環境保全林整備事業をベースに、展望施設、二百五十八段に及ぶ階段などが設 置されています。四季折々に様々な花が咲き乱れ、濃尾平野を見下ろすパノラマは絶景。  敷地内には、南濃温泉「水晶の湯」があり、元旦から営業(午前十一時まで)。さて、 一月中旬の入場者三十万人目はだれでしょう? 編集後記  今年は申(猿)年。十二支の第九位になります。  「猿」で連想される戦国武将といえば豊臣秀吉。秀吉は、現在の名古屋市の生まれ。足 軽から天下人まで上り詰めたことで知られていますが、抜群の経営才能をもっていたとも 伝えられています。算術に秀でた才能を生かして経費を大きく圧縮したり、長浜城主時代 には、税を免除するなどして地域経済を豊かにし、街も栄えました。いわば、この当時の 秀吉は、行政改革と構造改革のスペシャリストとも言えるのでは。  時は流れて現代、地方分権時代にあって構造改革特別区域計画の第三回認定申請受付結 果が公表されています。主なものとしては、ふるさと再生や国際交流、小中一貫教育など。  私たちも知恵を絞り、すばらしい新市を築き上げたいものですね。(T・M) 海津郡3町合併協議会は、岐阜県合併協議会支援交付金を受けて事業を進めています。 古紙配合率100%再生紙を使用しています