(1)表紙 海津郡3町合併協議会だより 海津町・平田町・南濃町 2004年2月 No.16 編集・発行 海津郡3町合併協議会  〒503−0392 岐阜県海津郡平田町今尾557 平田町役場内  TEL 0584-65-0175 FAX 0584-66-4140 http://www.nannou.com/~gappei/ 地域の風土が育む 大根の天日干し(平田町)  平田町の冬の風物詩の一つに「大根の天日干し」があります。  たくあん漬けを作る際の前段階として欠かせない作業で、例年11月から翌年3月頃ま で行われています。木の棒と竹で組んだ「はさ」につるされた大根は、柔らかな日差しと 身の引き締まるような寒風にさらされながら、じっくりと時がたつのを待ちます。連なる 大根は、抜けるような青空に映えてくっきりと浮かび上がり、まるですだれのよう。  肉質がしまり、水分が少なく乾きやすい特性を持つ品種の大根が最適だそうで、自然の 恵みを地域の風土が育んでいきます。  「この地方は、冬、冷たい伊吹おろしにさらされて、とてもいい干し大根ができます。 平田のたくあん漬けは、風味豊かで素朴な味と皆さんに好評ですよ。」とある農家。  この大根の天日干しが終わる頃、春が訪れます。 写真:冬の風物詩「大根の天日干し」 (2)2ページ  平成16年度 予算など確認 第18回合併協議会  第18回合併協議会が、1月20日、平田町ふるさと会館において開催されました。協 議会の概要は、次のとおりです。  報告事項 ○報告第三十号 協定事項調査検討小委員会報告  第5回小委員会が平成15年12月20日、第6回小委員会が平成16年1月6日にそ れぞれ開かれ、松永委員長より協議結果についての報告がありました。  なお、「新市名の再考は行わないが、新市名の下に、旧三町の名称を付ける」、「新市 名について、意識調査を実施し、その結果に基づいて、新市名を最終決定する。」の二つ の意見を併記したものを、小委員会の最終報告としています。 協議事項 ○協議第四十八号 海津町長等の新市名称に関する要望への対応について  協定事項調査検討小委員会報告を基に協議が行われ、継続協議となりました。 ○協議第四十九号 合併の期日の変更について  継続協議となりました。 ○協議第五十号 合併に期日の変更に伴う調整方針の取扱いについて  継続協議となりました。 ○協議第五十一号 合併の期日の変更に伴う調整方針の変更について  継続協議となりました。 ○協議第五十二号 合併の期日の変更に伴う新市建設計画の変更について  継続協議となりました ○協議第五十三号 町・字の区域及び名称の取扱いについて(再協議)  協定事項調査検討小委員会において、再協議を行うべきとの結論に至り、協議に付され、 継続協議となりました。 ○協議第五十四号 平成十五年海津郡三町合併協議会会計補正予算(第二号)について(案)  合併の期日が平成十六年三月二十九日から変更されたことに伴い、平成十五年度中に完 了予定の新例規立案・策定支援業務委託事業が平成十六年度においても実施する必要性が 生じました。このため、繰越明許費により対応しようというもので、原案どおり確認され ました。 ○協議第五十五号 平成十六年度予算について(案)  歳入歳出予算の総額を二千万円とすることについて、原案どおり確認されました。主な ものとしては、新市誕生啓発リーフレット及び暮らしの便利帳の作成、庁舎再編にかかる レイアウト設計・調査などがあります。 その他  委員の要請を受け、再度、協定事項調査検討小委員会が開かれることとなりました。 (3)3ページ 新市の名前について  海津郡3町合併協議会では、昨年2月「ひらなみ」を新市の名前と決めました。  ところが、6月〜7月、新市名称の再考を求める動きが起き、海津町長などから要望書 が提出されました。  合併協議会では、この問題を専門的に検討するため、協定事項調査検討小委員会を設置。 現在、この報告を受けて、合併協議会では活発な議論が行われています。  現在までの経緯をまとめました。 新市名称に係る現在までの経緯のおさらい 第2回合併協議会(平成14年11月 8日) 「一般公募により募集し、小委員会で選定方法を検討の上、候補を選定し、協議会で決 定する。」ことが確認されました。 第2回新市名称候補選定小委員会(平成14年11月22日)  スケジュール、新市名称公募募集要領、募集専用様式について小委員会案がまとめられ ました。 第3回合併協議会(平成14年12月 9日)  新市名称候補選定小委員会報告が行われ、原案どおり確認されました。 募集結果 ○応募方法の概要  平成15年1月1日〜平成15年1月31日にかけて募集を行い、1人1点限り 専用応募はがき及びホームページより応募できることとしました。 ○選定基準 (1) 漢字、ひらがな、カタカナにより表記された読み書きが容易な名称 (2) 合併により誕生する市の名称として最もふさわしいもの  (既存の市と同一の名称は採用されません。) ○選定方法  新市名の候補を選定する小委員会において、10候補以内を選定し、最終的に合併協議 会で決定します。  全応募総数(2,559通)のうち、有効数2,403通、656種類でした。  応募状況等は、次のとおりです。 ○地域別応募状況 応募地区 応募件数 海津町 1,123 平田町 272 南濃町 776 小計   2,171 県内 109 その他 123 合計   2,403 ○男女別応募状況(不明を除く) 性別  応募件数  割合(%) 男 1,222 50.9 女 1,166 48.5 ○年齢別応募状況 年齢        応募件数  割合(%) 9歳以下 107 4.5 10歳〜19歳 444 18.5 20歳〜29歳 184  7.7 30歳〜39歳 252 10.5 40歳〜49歳 279 11.6 50歳〜59歳 415 17.3 60歳〜69歳 376 15.6 70歳〜79歳 215  8.9 80歳以上 66 2.7 不明        65   2.7 合計    2,403 100.0 ○10件以上応募のあった新市の名前(あいうえお順) 応募名称 よみがな   応募件数 かいず  かいず 17 海津 かいず 166 かいづ かいづ 125 海津 かいづ 511 海南平田 かいなんひらた   12 木曽三川 きそさんせん 57 三川 さんせん 143 山川 さんせん 10 新海津 しんかいづ 12 水郷 すいごう 26 水都 すいと 10 西南 せいなん 20 西濃 せいのう 16 高須 たかす 10 治水 ちすい 57 図南 となん 15 なんのう なんのう 10 南濃 なんのう 103 西美濃 にしみの 12 濃尾 のうび 40 ひなか ひなか 13 平南海 ひらなみ 16 三川 みかわ 11 美濃海津 みのかいづ 12 輪中 わじゅう 38 第3回新市名称候補選定小委員会(平成15年 2月12日) ○広く皆さんよりアイデア募集を行ったのであり、かねてからの申し合わせにより、応募 数は参考程度にとどめ、必ずしも応募数の多いものが選定されているわけではありません。 ○漢字の名称とひらがなの名称は、それぞれ別のものとして扱われています。 ○新市の名称にふさわしいと考えられる名称として、656種類の中から次の8候補(1 0候補以内)を選定しました。 名称候補 よみがな 応募者の主な理由 かいづ かいづ 海津郡だから。ひらがなは新鮮で子供から大人まで親しめる。 海 津 かいづ 郡の名前であり、親しみやすい。長い間使ってきた名前。 木曽三川 きそさんせん 全国的にも知られ、国営公園もあってなじみやすい。 三 川 さんせん 海津郡は水郷のまち。3町が三川のように1つになって発展 治 水 ちすい 治水の大切さを考える。薩摩義士の偉業を顕彰し歴史に残す なんのう なんのう 美濃の南部の市。濃尾平野の南に位置している。 ひらた ひらた 薩摩義士「平田靱負」の遺徳を偲ぶ。歴史にちなんだ名前 ひらなみ ひらなみ 海津、平田、南濃の一文字を取る。柔らかいひらがなとした。 第8回合併協議会(平成15年 2月24日) ○委員それぞれが考え方を発表、活発な議論が交わされる。 *主な意見  ・最多数のものを採用するべき  ・最多数であれば、小委員会で候補を絞り込む必要などなかった ・新市にふさわしい新しい名称とすべきではないか ○議論は並行線をたどり、最終的には委員による投票となりました。 ○28名の委員(1名の委員は棄権)により無記名方式で厳正な投票が行われ、次のよ うな結果となりました。 区分    票数 ひらなみ 13 海 津 12 かいづ 1 木曽三川 0 三 川 0    治 水 0 なんのう 0 ひらた 0 無効 2 合計 28 ○投票の結果を受けて、委員全員で新市の名称は「ひらなみ市」とすることが確認され ました。 「ひらなみ市」に決定 新市名称の再考を求める動き(平成15年6月〜7月) ○南濃町の住民グループが、4,406名の署名簿を添えて請願書を議長に提出                                  (請願不採択) ○海津町の住民グループが、9,504名の署名簿を添えて請願書を議長に提出                                   (請願採択) 次のとおり合併協議会長に提出されました。 *南濃町の住民グループが、4,406名の署名簿を添えて”新市名称「ひらなみ市」の 変更に関する再考方審議嘆願書”を提出 *海津町の住民グループが、”「三町合併協の新市名称を海津市に変更」に関する再考方 審議についての要望書”を提出 *西濃鹿児島県人会が、要望書を提出 *海部:津島地区九州県人会が、”「3町合併協の新市名称を海津市に変更」に関する請 願書”を提出 *海津町議会議長が、要望書を提出 *海津町長が、要望書を提出 (参考・海津町長からの要望書) 要望書  平素は、行政諸般にわたり、ご指導、ご鞭撻を賜り厚くお礼申し上げます。とりわけ、 現在進めております海津郡3町の合併協議につきましては、格別のご尽力を頂いており、 衷心より厚く感謝申し上げます。  さて、早速で恐縮ですが、去る7月8日海津町の有志の方々から、更に7月14日には 海津町議会から、海津郡3町合併協議会で決められた新市の名称変更に関する要望書を頂 きました。  両要望書とも、先に決められた新市の名称「ひらなみ市」を海津郡3町の歴史、文化、 地理等の特性を考慮し、夢と誇りを持ち、愛着がわき、更には公募等の結果も参考にし、 民意を反映した名称(具体的には海津市)に再考願いたいという強い要望であります。  特に海津町議会からの要望は、過日9,552人の町民の方々が海津町議会に名称変更 について請願され、議会で協議された結果、議会としては過去「ひらなみ市」という名称 で了承はされているものの、これら多くの請願者の民意を最大限に尊重され、賛成多数で 請願を採択された経過を踏まえてのものであります。  このように、多くの町民からの願い、まして海津町議会からのご要望は、当然ながら町 長としても町民の民意として重く受け止めなければなりません。  従いまして、現在、海津郡3町合併協議会では、所期の目的に向かって諸般の事項が順 次進められている中、また、私も委員として協議に参画させて頂いております立場から、 このようなことを申し上げることは、誠に申し訳なく存じますが、新市名につきましては、 これら町民の気持ちをお察し頂き、是非再考願いたく、ここに海津町長としてご要望を申 し上げる次第であります。 平成15年7月17日 海津郡3町合併協議会会長 横山善郎様            海津町長  平野義明 第16回合併協議会(平成15年10月14日)  新市名称など協議確認済みの合併協定事項の見直しに係る要望へ対応するため、「協定 事項調査検討小委員会」の設置を決めました。  第6回協定事項調査検討小委員会(平成16年 1月 6日)  集約された次の2つの意見を小委員会としての最終報告としてまとめました。 (1) 新市名の再考は行わないが、新市名の下に、旧3町の名称を付ける。 ・郡内の住所は、「ひらなみ市 海津町(又は平田町・南濃町)○○○×××番地」とな る。 (2) 新市名について、次の調査を実施し、その結果に基づいて、新市名を最終決定する。 意識調査のあり方(骨子) 1 調査の趣旨  合併協議会で決定した事項を尊重し、かつ、新市名再考の要望趣旨を汲み取るという観 点に基づいた調査とする。 2 調査の内容  各町住民が、「ひらなみ市」と「海津市」のどちらに賛同するかのアンケート調査を実 施する。 3 調査の対象  満20歳以上のすべての住民とする。 4 調査の方法  できるだけ多くの回答が得られ、二重回答等を防止する方法(調査の対象者一人ひとり に回答用紙を郵便で配布し、回答を郵便で返送する方法)とする。 5 調査結果と新市名の最終決定  各町毎に回答を集計し、2以上の町で賛同が多かった方を、新市名とする。 第18回合併協議会(平成16年 1月20日)  協定事項調査検討小委員会報告が行われました。  委員の要請を受け、再度、協定事項調査検討委員会が開かれることとなりました。  「海津町長等の新市名称に関する要望への対応について」は継続協議となりました。 (8)8ページ まちかど訪問 ひまわりフェスティバル(海津町)  「健康」と「福祉」をテーマに、11月初旬、海津町総合福祉会館において行われてい るのが、「ひまわりフェスティバル」です。  3回目となった今年度は、4千人の来場者が訪れ、車椅子ウォークラリー、高齢者のフ ァッションショー、血液サラサラチェック、お肌健康チェック、豆腐づくり体験などが行 われました。  皆さんも「こころ」と「からだ」をリフレッシュ。 こん平田(ぺいた)フェスティバル(平田町)  多彩な内容で人気を集めているのが「こん平田(ぺいた)フェスティバル」。  かわいいキツネのキャラクター「こん平田(ぺいた)」が皆さんをお出迎えします。  毎年、11月初旬、体育館及びふるさと会館などを会場に行われ、今年度は、歌謡ショ ー、菊花展、商工祭、文化展をはじめ、映画会、キャラクターショーなど、お子さんから お年寄りまで幅広い年代の人たちがイベントを楽しみました。 オレンジタウンなんのういきいきフェスタ(南濃町)  今年度、15周年を迎えたのが「オレンジタウンなんのう・いきいきフェスタ」。町の 総合イベントとしてスタートして、今では欠かせない行事に。  平成15年11月1日・2日の2日間に参加した人は延べ3万7千3百人。交通渋滞を 緩和するため、シャトルバスなどが運行されています。  東海ラジオの公開録音などのほか、いきいき健康まつりなども実施。 編集後記  パソコンを使うためには、オペレーションシステム(OSと言います。)が必要です。 このソフトウエアがないと、コンピュータもただの機械に過ぎません。  OSの主なものとしては、ウインドウズやマックOSがある訳ですが、近年、注目を 集めているのがリナックス(Linux)。  1991年、フィンランドのリーナス・トーバルズによって開発されたOSですが、特 筆すべきはオープンソースであるということ。つまり、中核となる部分の複製・修正・再 配布などが自由に認められているのです。このため、世界中の技術者たちが自由に参加し て「より良いソフトをつくろう」としています。  新市のまちづくりにおいても、オープンソースの発想が必要ではないでしょうか。                                    (T・M) 海津郡3町合併協議会は、岐阜県合併協議会支援交付金を受けて事業を進めています。 古紙配合率100%再生紙を使用しています