(1)表紙 海津郡3町合併協議会だより 海津町・平田町・南濃町 2005年1月 No.27 編集・発行 海津郡3町合併協議会  〒503−0392 岐阜県海津郡平田町今尾557 平田町役場内  TEL 0584-65-0175 FAX 0584-66-4140 http://www.nannou.com/~gappei/ 千代に保て 〜海津市誕生の年〜  明けましておめでとうございます。  「おちょぼさん」の愛称で親しまれている平田町のお千代保稲荷は、年間約200万人 の参拝者で賑わっています。正式な呼び名は、「千代保(ちよぼ)稲荷神社」で、「千代 に保て」の由来から来ています。社殿の入口の近くには、お供え用のお酒と油揚げを売る お店があり、参拝者は、藁に通された三角の油揚げわらをお供えして、商売繁盛などのお 願い事をします。このお供え物が拝殿の前にどっさり並べられる様子は、ほかの神社では 見られない風景です。  平成17年は、海津郡3町合併の年。およそ、50年刻みで行われてきた市町村合併、 その新たな時代の幕開けを、皆さんはどのように感じておられるのでしょうか。  どうか、新市「海津市」が活性化し、住民の皆さんの笑顔が千代に保てますように。 (2)2ページ    新年を迎えて  海津郡3町合併協議会 会長 横山善郎  新年 明けまして おめでとうございます。  年頭に当たり、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げます。  さて、本年は、海津町・平田町・南濃町の3町が合併をいたしまして、新市「海津市」 が誕生するという歴史的な年でございます。3町の合併につきましては、合併協議を進め 始めてから約3年、様々な難局を乗り切って、ここまで歩を進めることができました。こ れも、ひとえに協議会委員並びに議会議員を始めとする関係者、また住民の皆様の温かい ご支援、ご協力の賜物であると衷心より感謝申し上げます。  思い起こしますと、平成14年2月22日に3町長、3町の議会議員(各町5名ずつ) により組織された海津郡町村合併問題検討会を設置し、同年4月1日に南濃町役場分庁舎 におきまして、3町から事務職員をそれぞれ1名ずつ派遣し、合併準備室を立ち上げまし た。検討会では、住民の皆様へのPR活動などを進めてきたほか、抽出調査によりアンケ ートを実施し、回答をいただいた住民の方の約7割が「合併を進めるべき」とのことであ り、更にそのうちの約7割が海津郡3町の合併を支持されました。こうしたことから、同 年10月1日には、法定合併協議会「海津郡三町合併協議会」(事務局 平田町役場内) を設置、現在まで33回にも及ぶ合併協議では、郡民の皆様方の幸せを第一に考え、新し い海津郡像を求めてまいりました。  この間、平成15年9月28日、平田町におきまして、大垣市等1市8町との合併協議 会の設置を問う住民投票が行われましたが、反対が過半数を占め、大垣市等1市8町との 合併協議会の設置には至りませんでした。3町の合併を進める立場として、責任の重大さ を痛感いたしました。また、新市名称を見直す要望書等が提出され、3町にお住まいの満 20歳以上の方を対象に「新市名称等に関する住民意識調査」を実施し、最終的には「海 津市」と決まりました。このほか、事務所の位置についても再び協議のテーブルに乗せら れました。しかし、三町合併への思いは強く、こうした難題を克服して、同年9月10日、 合併協定書の調印を行うとともに、それぞれの議会において廃置分合(合併)関係議案が 可決され、同月22日、県知事へ廃置分合(合併)の申請を行い、同年12月16日に県 議会におきまして、海津郡の廃置分合(合併)議案が可決されました。  さて、三位一体の改革が進められる中、地方財政は非常に厳しい状況にございます。地 方税中心の財政構造にしていくためには、一定規模の自治体でなければなりません。また、 住民に最も身近な行政として市町村への権限移譲が進められており、それに相応しい行政 組織が必要であることから、市町村合併は避けて通れない道であると考えております。海 津郡三町の合併は住民サービスを大きく低下させることなく、行政改革、コスト削減を進 めるという意味合いにおいてベストな合併であると信じて疑わないところでございます。  新市誕生まで、残すところあと2ケ月余り。新市の目指す将来像である「光と風と水の ふれあい庭園都市」に向けて、渾身の力を傾ける所存ですので、住民の皆様のご理解とご 協力を賜りますようお願い申し上げます。 (3)3ページ  県議会可決 廃置分合決定書を交付  昨年12月16日、岐阜県議会定例会において、議案第127号町村の廃置分合につい て(内容は、海津郡海津町、同郡平田町及び同郡南濃町の廃置分合(合併)について)が 可決されました。また、同日付けで、岐阜県知事による市町村の廃置分合が決定されまし た。  今後は、県知事から総務大臣への届け出を経て、今月中にも総務大臣による廃置分合が 告示される予定です。この告示をもって、平成17年3月28日に海津市が正式に誕生し、 法的な効力が生ずることになります。 写真 県議会のようす 最終調整に向けて  廃置分合に係る手続きが終了しても、全ての事務が終了したというわけではありません。 まだ各事業の細部にわたる調整が残されています。このため、現在3町の事務レベルで、 海津市誕生に向けた事務事業の最終調整が行われています。事務事業の調整項目は、10 00項目以上にも及び、また、この他にも新市予算の作成などの膨大な事務処理が残って います。  これまで約3年にわたり、各分科会(3町の担当課間の会議)において、その調整項目 の確認、調整を行ってきました。事務事業の中には、合併後に調整すべき課題も多く見受 けられますが、調整にあたっては、3町間で格差のあるサービスや行事等もあります。合 併まであと僅かですが、合併までに何ができるかを考え、新市「海津市」が、明るく希望 の持てるまちとなるよう職員一丸となって最終調整に臨んでおります。  なお、調整された項目の主なものについては、順次住民の皆さんにお知らせしていきま す。 写真 分科会のようす(水道分科会) (4ページ) 食文化探訪 あらめ巻き(海津町)  あらめ巻きは、フナとあらめを材料にした料理です。素焼きにしたフナをあらめという 昆布に似た海草で丸ごと包んで骨まで柔らかく煮付けたもので、正月や祭りには欠かすこ とのできない一品。  昔は、下流から舟であらめを売りに来たと言われており、それぞれの家に伝わる味付け がされていました。海のないこの地域にとって、日頃不足しがちな鉄分を補うのにも格好 の料理であり、まさに生活の知恵と言えます。 草もち(平田町)  草もち(ヨモギもち)は、お千代保稲荷の名物のひとつとして知られています。これは、 昭和三十年頃、お千代保稲荷参道のある店で、作り過ぎた草もちを店に置いたところ、よ く売れたところから商品として出すようになったのが始まりと言われています。われてい ます。われています。  草もちは全国にありますが、地元で摘んだヨモギをたっぷり使った、手作りならではの 香りとおいしさを求めて、遠方からも訪れる人がみえます。 みかんおこわ(南濃町)  みかんおこわは、平成6年に南濃町南部農事婦人クラブの手によって生まれました。こ のおこわは、8・9月頃に摘果作業で取った青いみかんを材料にして、もち米に風味豊か なみかん果汁、栗などを用いたもので、柑橘系の上品な香りとほのかな甘酸っぱさが絶妙 な味わいを引き出しています。  平成6年に県農業公社が主催したふるさとの味料理コンクールに出展した際、県知事賞 を受賞するなど高い評価を得ています。 住所表示のお知らせ 現在の町・字の区域及び名称を使いますので、次の例のようになります。 (現在の庁舎を例にすると) 岐阜県海津郡海津町高須515番地 → 岐阜県海津市海津町高須515番地 岐阜県海津郡平田町今尾557番地 → 岐阜県海津市平田町今尾557番地 岐阜県海津郡南濃町駒野奥条入会99番地2 →                      岐阜県海津市南濃町駒野奥条入会99番地2 つまり、現在の住所の「郡」が「市」に変わることになります。 ※上記の表示については、合併期日(平成17年3月28日)からとなります。 編集後記 明けましておめでとうございます。今年は、酉年。新市が未来に向かって羽ばたく記念す べき年です。  ところで、皆さんは、海津郡3町合併協議会のホームページをご覧になられたことがあ りますか。最近では、1日約100件のアクセスがあり、皆さんの合併協議に関する関心 の高さがうかがえます。気付いた方もおみえかと思いますが、ホームページのトップ画面 には、「海津市誕生まであと○○日」というカウンターが設置してあります。早いもので、 もう100日を切り、気持ちばかりが焦る毎日です。  来年度は、私にとって役場に勤務してから10年目の節目にあたり、新市においてもど んどんチャレンジをしたいと思います。そのためにも、目の前の目標(合併)に向けてラ ストスパート。(K・Y) 古紙配合率100%再生紙を使用しています